こんにちは。
カレント利用者のGです。
カレントでは、6月にデザイナーとして活躍されている、木野花ヒランコ様が来訪されました。
物販訓練を通じて成長できたことをお話させて頂いたり、実際に物販の作業を体験して頂いたり、彩やカレントのクルーとしてとても貴重な体験をすることができました!
お茶出しやご案内を利用者であるクルーがメインとなって担当したのですが…
今回は、その際に対応にあたったFさんにインタビューをしてみました!
実際にインタビューを行った際の臨場感と併せてお楽しみください( *´艸`)
「相手に届くように、自分の言葉を選びました」
——ヒランコさんが来ると聞いたとき、まずどんな気持ちでしたか?
支援員さんから「やるよ!」という話があってーー
めちゃくちゃ不安でした(笑)。
変なことを言っちゃったらどうしようとか、受け入れてもらえなかったら…とか。
心配ばっかり浮かんできて。だから最初から周りの人の話をよく聞いて行動しようって意識してました。
——準備の段階では、どんなことをされていましたか?
「物販作業を通じて成長できたこと」
これをお伝えするための原稿づくりに注力しました。
自分の意見を伝える場面もあって、ちょっと緊張しましたけど、伝えたいことがまっすぐ、且つ誇張されずに伝わればいいなって思って頑張りました。
——当日はどんな役割を?
私はトートバッグの制作レクチャーを担当しました。
ヒランコさんとは初めて話すし、どんな人かわからない状態だったので、説明の仕方も手探りで。
でも、ヒランコさんがプリンタの仕組みとかアイロンの工程にも興味を持ってくれて、すごく熱心に聞いてくれたんですよ。
「あ、ちゃんと伝わってるかも」って思えて、嬉しかったです。
——トートバッグの仕上がりはどうでしたか?
うまくいきました!
練習のときよりもきれいにできたと思います。
達成感ありましたね。
——反省点や、次に活かしたいことはありますか?
質問したかったことを緊張で聞きそびれちゃったのがちょっと悔しくて…。だから次は、もう少し落ち着いて話せるように、準備の段階から余裕を持ちたいなって思いました。
——今回の経験で学んだことは?
やっぱり、タイムテーブルとか事前準備って大事だなって思いました。
それがあるだけで気持ちに余裕が生まれるし、動きやすくなるんですよね。
——訓練の中で「言葉を選ぶ」ってことに改めて向き合ったように感じました
そうですね。相手がいるからこそ、自分の言葉をどう出すかを考えることができると思います。
ヒランコさんとのやりとりを通して、「ただ丁寧に伝える」だけじゃなくて、自分の状態や気持ちを発信することが、相手の理解や正しいサポートに繋がるんだな、ということにも気づかされました。

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Fさんの言葉から感じたのは、「発信することの意味」。
自分の気持ちや状態を伝えるのは勇気がいるけれど、その一歩が相手の理解を深め、必要な支援や繋がりを呼び込むこともある。
訓練の場だけじゃなく、人と関わって生きていく上で大切なことを、Fさんは今回の経験を通じて感じたものと思います。
本日の取材記事は以上です!
次回も別のクルーへのインタビュー記事を予定していますのでお楽しみに!
