こんにちは。利用者のT・Hです。最近少し開花時期が早いですがキンモクセイの素敵な香りを歩いている時に楽しんでいます。

カレントでは、様々な講座が開催されていて就活時までや今後に役立つテーマがあります。今回は感情コントロール講座ということで、「自動思考と柔軟な思考法~認知バイアスに気づく~」という講座に参加しました。
ストレス要因になる思考パターンを振り返りながら、感情コントロール法を試せるようになる。認知の歪みを修正する思考法を学び、現実的で柔軟な考え方を意識することで、日常生活の中でストレスマネジメントに活かす。というのが目的になります。
認知の歪みを作る思考パターン例は6通り(・白黒思考・先読み悲観的・深読み読心術・べき思考~しなければならない・思い込み(一般化)レッテル貼り・自己批判過小評価)あり、それぞれ自分が客観的になって気づくことが大切です。

感情コントロールのポイントとして・自分の思考パターンを把握する・現実ではない思い込みに気付くことにより、存在意識(無意識)を意識化します。
そして「認知」と「感情」を分ける課題分離。

日常生活でたまにあることの例題ですが、LINEで身内や友人に食事や会いに行く日程を伺う際に相手から既読がついたまま返信が来ないケースがあります。私は、この時(・忙しいのかな?・あれ?遅いなぁ。)と思うことがありました。考えたことが遅いや忙しいとなり、感情が心配になります。このように自身の思考次第で感情が変わります。自分は嫌われているのかもしれない。返信をしないなんて、非常識だ!という負の感情では、不安や苛立ちが出てきます。しかし、忙しくて、今は返信が出来ないのかもしれない。という思考だと少しの不安やゆったり気分になります。
日常生活や通所時に起こりうることですが、自分は物事をありのままにみているか?私たちは、物事を見る際に自分のフィルター(*自分の中のルール、物差し)を通して見ています。物事を直観や経験に基づく先入観で判断するのは、脳に余計な負担を与えないための機能です。
自分の思い込みや周囲の環境要因により、非合理的な判断をしてしまう心理現象を『認知バイアス』と言います。
私が特に印象に残った認知バイアスのあるあるの代表例がありました。それは、【自己奉仕バイアス】です。他人のときは「他人に原因がある」と感じ、自分のときは「外的要因(*周囲のせい)がある」と感じる現象です。事実よりも他人の性格を疑ってしまう現象(例題、○○さんがルーズだから等)があり、バイアスの死角に要注意なことです。認知バイアスはまだ他にもありますのでご興味ありましたらぜひ、検索してみてください。

最後になりますが、【リフレーミング法】についてお話をさせて終了頂きます。
リフレーミングとは、枠組み(見かたを変えて物事を捉えること)を指しており、物事の視点を変えるとストレスも軽減し、短所も長所に変えられることができます。3つのテクニックとして①言葉の定義②As if~③Wantが挙げられます。
普通はネガティブな意味の言葉も、裏を返せばポジティブな側面を持っているのが①言葉の定義です。「仮に○○だったら」「もし○○できたら」という行き詰った状況に対して仮定を置くことで可能性や新たな発想を広げるテクニックにより、立場や視点を変えることで物事を多面的に見ることができるのが②As if~です。「ではどうしたい?」例えば、職場で上司に叱られた部下がいる。その部下は「あんなことを言われたくなかった」と思っている。「ではどうしたい?」もっと具体的な指示をして欲しいと欲求を実現するための具体的な手段を考えることが③Wantです。
私はまだ自分自身のことが大嫌いな部分がありますが、裏を返せば好みがハッキリしてることに気が付きました。理想の自分は高いですが、様々な情報を得、相手と親身になって話せる芯の強い人に憧れています。それにはどうしたらいいのか、その理想の自分に近づけるために沢山趣味を持ち、特技をさらにレベルアップさせながら心身ともに鍛え続ける。という考えになりました。

以上が受けた講座で学んだことです。
長文失礼致しました。